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建通新聞社
2018/04/20

【大阪】2017落札ランキング 在阪で淺沼組健闘

建通新聞大阪支社が取材対象としている官公庁などの工事入札案件を基に、2017年度(17年4月〜18年3月)の落札ランキングをまとめた。企業別(JV受注案件除く)の落札総額トップ100を見ると、トップは竹中工務店の183億2785万円(受注件数2件)で以下、上位4者を大手ゼネコンが独占。在阪組では5位に淺沼組(98億4845万円=受注件数9件)が食い込んだ。
 大手ゼネコンは、2位に大林組(135億3909万9999円=4件)、3位に清水建設(111億6110万円=3件)、4位に大成建設(102億3800万円=2件)が着けた。鹿島はランキング圏外。
 工事案件別に見る落札額(JV受注含む)は、タクマグループ(代表企業―タクマ、構成企業―鴻池組、タクマテクノス)の337億5000万円(大阪市・八尾市・松原市環境施設組合住之江工場更新・運営事業)が最高額だった。
 工種別(かっこ内は受注件数)では、建築でタクマグループ(1件)、土木で戸田・岩田地崎・昭建・益田・朝日JV(〃)、舗装で鹿島道路(4件)、塗装でショーボンド建設(2件)、解体でヤマタケ創建(1件)、防水でニシケン(1件)、橋梁で熊谷・岩田地崎・関JV(1件)、電気で日新電機(25件)がそれぞれ落札総額の1位となった。
 17年度の全体件数は4万1270件(うち工事案件2万8016件)。対象発注機関は、大阪府内全域、兵庫県、神戸・阪神間の各自治体、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県と各府県庁所在市、UR都市機構、阪神高速道路会社、NEXCO西日本など。データは17年4月1日〜18年3月31日入札分のうち、4月13日時点の判明分。