ひまわりの丘再整備事業で、今後、岐阜県健康福祉部が行う既存施設解体のスケジュールをまとめた。2018年度は3期工事として管理、宿泊棟の解体を行い、19年度に第4学園の解体に向けた設計を委託する。20年度に第4学園を解体し、21年度に第3学園の解体設計をまとめ、22年度に第3学園を解体する。
「ひまわりの丘再整備事業」は、既存施設を除却し新たな施設を建てるスクラップ・アンド・ビルド方式で整備を進めている。事業主体は解体を県が、新たな施設の建設を社会福祉法人岐阜県福祉事業団(岐阜市下奈良2ノ2ノ1)が行っている。
18年度は、総合管理棟(鉄筋コンクリート2階建て延べ700平方b)と職員宿舎(鉄筋コンクリート3階建て延べ1748平方b)を解体する。解体後の敷地は約7000平方bとなる。解体設計は河合建築設計事務所(関市)が担当した。工事は近く契約し着工する。
19年度に第4学園(管理棟1棟、入所棟2棟計3棟、いずれも鉄筋コンクリート造延べ約2600平方b)の解体・除却工事に向けた設計を委託し、20年度に工事を発注する(概算事業費は1億円程度)。
21年度には最終工事となる第3学園の解体設計を委託し、22年度に工事を発注する計画だ(概算事業費は1億4000万円程度)。
「ひまわりの丘」の所在地は関市桐ケ丘3丁目地内。
提供:建通新聞社2018/04/20