鹿児島大学病院の再開発整備計画は、外来診療棟・病棟(A棟)の新築に向けた準備を進める。建設予定地にある医科病棟等の取り壊し(解体)は、6億円以上のWTО対象工事で6月までに公告を予定。解体設計は10月15日までの期限でコンストラクションインベストメントマネージャーズ(大阪市)に委託した。
整備はこれまで、中央診療棟や救急集中治療棟、C棟、B棟が完成。既存医科病棟を取り壊した跡地にA棟およびアメニティ棟(食堂・売店等)を建設する。
既設建物の取り壊し対象は、医科病棟(渡り廊下含む)でSRC造9階建3万1762uのほか、ライナックはRC造平屋建て278u。工期は15カ月を見込む。
跡地に建設する外来診療棟・病棟(A棟)は、SRC造地上8階地下1階建2万8280u。病棟でベッド数は120床。
基本設計委託に向けた手続きを公募型プロポーザル方式で進めており、履行期限は19年4月15日まで。19年度は実施設計を行い、建物は20年4月から24年1月で進める予定でいる。