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鹿児島建設新聞
2018/04/18

【鹿児島】県、水利施設等保全高度化・第四鹿屋/配水路27kmを布設

 県は、水利施設等保全高度化事業・第四鹿屋地区に2018年度から着手する。国営かんがい排水事業と一体となって畑地かんがい施設を整備するとともに、農道なども同時に行う。事業量は配水路2万7705m、農道7065mなど。総事業費16億8800万円を投入する見通しで、事業期間は25年度まで。
 事業費内訳は、農業用用排水施設が12億9750万円、農道が3億9050万円と試算している。
 主要工事は、用水路の幹線配水路構造がVPφ150〜300で延長4590m、支線配水路はVPφ75〜200を2万3115mの布設を行う。
 末端散水はスプリンクラー方式。農道は、アスファルト舗装が7路線2680m、砂利舗装が15路線4385mで計画している。
 同地区は、鹿屋市の西部に位置し点在する複数集落で構成されている畑地帯で受益面積は167ha。用水施設等がないため少雨等時に干ばつ被害により、生産が不安定な状態にある。
 また、受益地区の幹線道路(一般地方道や町道)は舗装されているが、農道の大部分が基盤整備当時の舗装のままとなっており路面状況が悪い。
 営農の改善方針は、畑地かんがい施設整備により、品質の向上と高収益作物導入を図るとともに、防除などの営農労力の節減を改善し、生産性向上と農業経営安定を目指す。

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