トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/04/19

【大阪】大阪府ESCO 18年度は国際会議場など

大阪府は、新アクションプランにより導入を進めているESCO事業で、2018年度は府立国際会議場(大阪市北区中之島5ノ3ノ51)など4事業・12施設を対象に事業者を公募する予定だ。このうち国際会議場を含む2事業については、早ければ4月中に募集概要を公告する見込みだ。残り2事業は夏ごろの公募となる見通し。
 18年度は、▽府立国際会議場▽府立近つ飛鳥博物館▽大淀警察署など5カ所▽浜寺公園など5カ所―の4事業で事業者の公募・選定を行う予定。
 このうち国際会議場については、延べ床面積1万平方b以上で、省エネ率10%以上を見込む大規模事業となる。既設規模は鉄骨造地下3階地上13階建て延べ6万7546平方b。改修工事費は、アクションプラン策定当時に3億3762万円と試算している。
 新アクションプランの計画期間は15〜24年度の10年間。導入対象施設は82施設で、このうち12事業・42施設でESCOサービスを開始。16年の実績では、平均省エネ率36・8%、CO2排出削減量2800d/年を達成している。
 18年度の公募予定施設は、4月17日に開かれた大阪府ESCO提案審査会(会長、近本智行立命館大学教授)で示された。審査会ではこの他、18年度のESCO事業者選定部会のメンバーとして、西岡真稔氏(大阪市立大学大学院教授)、北村薫子氏(武庫川女子大学教授)、見鳥信吉氏(公認会計士)を選任した。