県県土整備部施設改修課は16日、発注予定45件を公表した。旧青少年女性会館大規模改修工事は建築、空調設備、衛生設備、電気設備の4件分離で、建築を第1四半期、設備を第3四半期に発注。総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修は昨年度の建築、土木に続き、本年度は電気設備と機械設備を発注する。また幕張メッセ大規模改修工事は、中央エントランスリニューアル他の建築、機械設備、電気設備の3件とトイレリニューアル他を合わせた4件を第2四半期に発注する。
総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修工事は、昨年度で同課が建築工事を、県教育庁が土木工事を発注し、2か年で工事を進める。本年度は新たに電気設備と機械設備を第1四半期に発注する。電気設備はスコアボードのLED化やスタンド内の照明、配線をリニューアルし、機械設備は便所などの給排水設備と空調設備の改修を実施する。工期は19か月を見込み、2018〜19年度の2か年で実施する。事業費は県の当初予算に限度額5億7100万円の債務負担行為を設定。
旧少年女性会館大規模改修工事は、施設内の男女共同参画センターなどの団体を旧キャリアアップセンターに移転し、新たに中央児童相談所や警察少年センターの機能を取り込み、機能強化を図るため大規模改修を実施する。建物規模はRC造4階建て延べ約4675u。設計はカトウ建築事務所が担当。工事費は県の当初予算に2億535万4000円と限度額13億7235万4000円の債務負担行為を設定した。
幕張メッセの大規模改修のトイレリニューアル他は、トイレの改修とエレベーター2基の増設を、中央エントランスリニューアル他はエントランスの改修とトイレの改修などを実施する。工期はトイレ他が11か月、中央エントランス他が15か月を見込む。事業費は県の当初予算でトイレ・中央エントランスのリニューアルに年度事業費3億9122万円と限度額10億1192万円の債務負担行為を設定。
このほかでは、第1四半期に千葉リハビリテーションセンター洗濯室空調設備改修工事、総合スポーツセンター武道館トイレ外改修建築工事、畜産総合研究センター市原乳牛研究所第三号牛舎改修工事、白井高校屋内運動場格技場天井撤去建築工事、都町公舎詰所改修工事、第2四半期に県単港湾整備(港湾特別)工事(外貿1号上屋耐震改修工事)、中庁舎無停電電源設備改修工事、大宮高校体育館格技場天井撤去建築工事、松戸南高校と松戸馬橋高校、磯辺高校の屋内運動場及び体育館天井撤去建築工事、第3四半期に市川健康福祉センター計画保全工事、千葉リハビリテーションセンター圧縮空気設備改修工事、千葉西県税事務所計画保全工事等、印旛合同庁舎の機械設備と電気設備改修工事、本庁舎カーテンウォール改修工事、第4四半期に君津合同庁舎空調設備改修工事と非常用自家発電装置他交換電気設備工事、長生合同庁舎空調設備改修工事を予定している。