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　沼津市は、戸田小学校と戸田中学校の小中一貫校化に伴い、校舎など改修工事実施設計を６月に発注する。２０１８年度で設計を進め、19〜20年度に校舎の改修を行い、21年４月の開校を目指す。
　一貫校の校舎は、１９７９年に建設した鉄筋コンクリート造３階建て延べ３３５０平方�bの戸田小学校校舎を長寿命化改修し利用することが決まっている。小学校は普通教室６教室、特別支援教室１教室の７クラス、中学校は普通教室３クラスを配置する。
　戸田中学校校舎（鉄筋コンクリート造３階建て延べ２６４７平方�b、62年建設）の解体や跡地利用などについて現段階では決まっていない。
　同小中一貫校化については、17年度に三菱総合研究所（東京都千代田区）に基本構想検討業務を委託し、校舎は長寿命化改修を前提とし、児童生徒数の推移を踏まえた適切な教室配置や校庭、給食調理場、駐車場を含めた施設配置を検討した。また、両校の各施設について、老朽化や津波浸水域であることを考慮した調査などを行った。
　事業費は未定だが、実施設計を進めていく上で、詰めていくことになる。
　所在地は戸田小学校が戸田８８３、戸田中学校が戸田８７５。
　市内の小中一貫校化は、14年４月に開校した静浦小中一貫校が初めてで、戸田地区が実現すれば２校目となる。


提供：建通新聞社
（2018/4/18）

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