砥部町は、中央公民館の耐震補強と大規模改修を上半期中に一般競争入札で公告する。設備を建築に一括し、数社で共同企業体を構成させ入札する方針。概算工事費は9億円。2018、19年度の2カ年事業として議会承認を受けており、18年度当初予算に3億6000万円を計上、19年度当初予算に継続事業費として5億4000万円を計上する。
中央公民館は事務所棟、講堂棟、体育館棟の3棟で構成、1977年に建設した。規模は事務所棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ2856平方b、講堂棟が鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ1106平方b、体育館棟が同造2階建て延べ1014平方b。
耐震補強では3棟とも鉄骨ブレース補強を行う。大規模改修では内装の刷新を行う他、照明設備のLED化、トイレの洋式化、外装・屋根・水回りなどを改修する。その他、工事期間中に職務を行えるプレハブを近隣地に建てる。完成は19年度内を予定している。所在地は宮内1369。
実施設計は日企設計(松山市)が担当した。
提供:建通新聞社