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建通新聞社四国
2018/04/17

【高知】大豊町 役場一時移転 設備改修はプロポ予定

 大豊町は、老朽化が進み耐震性のない庁舎を旧特別養護老人ホーム大豊園跡地に一時移転する。既存建物の間仕切りを取り壊すための工事を8月ごろ発注し、空調や電気配線などの設備工事については、プロポーザル方式で施工者を決める予定でいる。
 旧大豊園は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約4000平方b。特別養護老人ホームとして運営されていたため、細かく壁で仕切られており、これらを撤去した上で、各課を配置する。設備を含め設計は外注しない方針。2018年度当初予算には改修工事費1億5000万円を計上した。場所は津家1626、国道439号沿い。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ2254平方b。1967年に建設されており、以前に実施した耐震診断では「震度5強で倒壊の危険性がある」と判定された。そのため建て替える必要があるが、財政的に厳しいため、一時的に庁舎を移転する。移転後に現庁舎を解体し、町民を交え新庁舎の建設地について検討する予定だが、基本的には現在地での建て替えを考えているという。現庁舎の場所は高須231。

提供:建通新聞社