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　日本建築家協会（ＪＩＡ）北陸支部石川地域会の２０１８年度通常総会が１４日、金沢商工会議所大会議室で開催され、今年度の事業計画として、１９年１月２２日から２７日に金沢２１世紀美術館で「建築展」を開催することなどを決めたほか、建築を取り巻く環境の変化を捉えながら、建築家の活動領域を広げていくことなどを事業方針とした。
　山岸敬広幹事が建築家憲章を朗読したのに続き、浦淳会長が「今年度も正・準会員、協力会員の力添えを頂きながら、元気が出る事業やプログラムを実行していきたい。来年１月の建築展は、皆さんの力で実りあるイベントにし、石川地域会を盛り上げていきたい。個々の建築はもちろんだが、都市は建築の集合体ということを再認識しながら活動を展開していきたい」とあいさつ。議長に漆崎義和幹事を選任し、議事に入った。
　事業報告では、昨年度の事業報告や収支決算、今年度の事業計画および収支予算を原案通りに承認。事業計画では、建築家発信委員会が「建築展」（仮題＝建築のあした『地域から。地域を超えて』）、建築研究委員会が「建築研究会」として、今月２１日に中村卓夫邸、６月に大樋邸を見学するほか、９月に東京で開催される全国大会に併せて建築見学を行う。
　地域貢献委員会では、こどもけんちく塾（大野町方面まち歩き、ワークショップ）、総務広報委員会ではホームページやフェイスブックなどを通じて広報活動をより積極的に展開するとした。協力会はゴルフコンペ（６月、１０月）、懇親会などを予定している。
　昨年度末（３月３１日現在）における地域会の会勢は、正会員５６人、準会員１８人、協力会員５２社となっている。