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建通新聞社
2018/04/17

【大阪】大阪瓢箪山線 18年度に未着手部の測量へ

大阪府は、都市計画道路大阪瓢箪山線(東大阪市)の街路整備事業で、未着手となっている近鉄東花園駅〜国道170号区間について、2018年度に用地測量に入る予定だ。工事は20年度に着手し、22年度の完了を目指す。
 東花園駅以降の未着手区間の整備計画では、東花園駅付近の恩智川渡河部〜国道170号間(東大阪市吉田6丁目〜若草町)に、延長約800b、幅員約16bの街路を整備する。先行実施している近鉄若江岩田駅〜東花園駅間の整備進捗状況を見ながら具体的なスケジュールを決定する考えだ。
 15年度に行った事前評価によると、全体幅員は16bで、道路構成は車道2車線(各3b)、自転車歩行者道両側(各3・5b)、停車帯両側(各1・5b、路肩各0・5bを含む)。橋梁は、恩智川と長門川の渡河橋各1橋。
 全体事業費は約22億6000万円。内訳は調査費など約3000万円、用地費約12億7000万円、工事費約9億6000万円。工事費の内訳は、道路築造工約2億5000万円、舗装工約1億5000万円、橋梁工は2橋で約5億6000万円。
 大阪瓢箪山線では、19年のラグビーワールドカップ関連で、若江岩田駅〜東花園駅までの区間で集中的に整備を進めている。このうち、河内花園駅までの延長620b部分については3月下旬に供用。残り部分についても、18年度に舗装工事(舗装、街渠工・13カ月)を第1四半期、電気工事(照明灯設置工・10カ月)と造園工事(植栽工・10カ月)を第2四半期に発注し、整備を進める方針だ。