日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/04/05
【埼玉】熊谷市が入契制度改革で失格基準価格を
熊谷市は2018年度における建設工事等に関する入札契約制度の改正で、低入札価格調査制度における失格基準価格を導入。4月1日以降に入札公告を行う総合評価落札方式による競争入札から適用した。
建設工事における品質確保などを目的とするもの。設定方法は、設計金額を構成する直接工事費・共通仮設費・現場管理費における各75%と一般管理費などの50%を合計した値に消費税(8%)を加えた金額。なお、特殊性の高い工事などについては、失格基準価格を設けない場合がある。
さらに、社会保険等の未加入対策の本格運用として、17・18年度以降の建設工事請負等入札参加資格名簿に登載される要件において「社会保険等に加入していること」を追加した。