新見公立大学(新見市西方1263ノ2)は、地域共生推進センター棟の建設工事を8月中にも発注したい考え。新見市の入札基準に従い、指名競争入札で9月中には施工者を選定する方針だ。
新見短期大学の4年制化に向けて新棟を建設する。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ約6000平方bを想定中。地下1階と地上1〜2階部分に新見市が使用する学術交流センターを設置し、3〜5階部分には大学の講義室などを入れる。また、講堂(ホール)も併設する計画だ。
総事業費は約20億円。建設場所は既設学術交流センター棟の北側。2020年4月からの供用開始を目指す。
基本・実施設計業務は宮ア建築設計事務所(岡山市北区)が担当した。
新見市は2018年度当初予算に新校舎建設など貸付金として5億4050万円、地域共生推進センター整備事業負担金として4億7162万円を計上している。
「提供:建通新聞社」