香川県は2018年度の公営住宅等整備で、前年度からの継続で木太川西団地2号棟(高松市木太町)の景観改善などの整備を進める他、西春日団地(高松市西春日町)の景観改善とガス配管改修、国分寺団地(高松市国分寺町)では前年度と同様に空き家を対象に新規に10戸分の3点給湯設備設置に着手する。また、一宮団地(高松市寺井町)、高松元山団地(高松市元山町)の景観改善等整備に取り組む。
木太川西団地は6棟のうち、2号棟の景観改善、住戸改善(移転費)、エレベーターの設置や3点給湯設備設置を17年度から継続で進めており、6月末完了を目標に整備中。1号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2579平方b、2DK×47戸)について景観改善・エレベーター設置・住戸改善・3点給湯設備設置に向け、18年度に実施設計のみ委託する。工事は19年度以降となる。
西春日団地は15号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1749平方b、3DK×30戸)の主に外壁改修やシート防水更新、18号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ538平方b、3DK×10戸)の外壁改修のみ、27号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1899平方b、3DK×30戸)の外壁改修とシート防水更新など、景観改善に取り組む予定。
また、敷地内の団地258戸分を対象に、ガス配管改修に工事着手する。ガス配管改修は屋外にある地中埋設のガス配管を、耐久性のあるものに更新する。
国分寺団地は団地内(鉄筋コンクリート造3〜4階)の空き家を対象に新規に10戸分の3点給湯設備の設置工事に取り組む。
一宮団地景観改善の対象棟は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1801平方b。3DK×24戸。高松元山団地は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2045平方b。2DK、3DKを含む28戸。いずれも外壁改修や防水改修などの景観改善に取り組むが、発注時期は調整中。
提供:建通新聞社