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　香川県環境森林部は、ＰＲ効果の高い公的スペースで県産木材を利用し整備する施設に支援を行う「木とふれあう空間整備支援事業」を２０１８年度から新規にスタートさせた。昨年の全国育樹祭開催や４月から施行した「香川県県産木材の供給および利用の促進に関する条例」を契機に、県内に認証木材を利用し木造施設建設（※主要構造部材が木造の施設）や、既存の建築物で木材を利用し増改築や改装を行う法人、各種団体、個人事業主やその他知事が認める者に、県産木材などや、施設に設置する認証木材などを使用した木製備品などの購入経費を補助する。
　これまでは個人住宅助成により県産木材の需要を喚起してきたが、病院、店舗、飲食店、観光施設や式場など、不特定多数の人が集まる公的空間での活用がＰＲ効果が高く県産木材の需要を喚起するとの期待がある。
　補助対象となるのは、「香川県産木材認証制度のためのガイドライン」に基づき、香川県産木材認証制度運営協議会が認証した木材と木材加工製品。補助を受ける前に事業計画書を作成し審査と採択を受ける。提出期限は４月20日。認証木材等購入経費と認証木材などを使用した木製製品等（テーブル、いす、棚などの家具やカウンター、ドアなどの建具で主要部材が木製）購入経費の２分の１以内。
　問い合わせ先・提出先は環境森林部みどり整備課森林政策グループ、電話０８７（８３２）３４６４

提供：建通新聞社