富山フューチャー開発(富山市婦中町下轡田、杉崎邦彦代表取締役)は、フューチャーシティファボーレ本館の大規模増床を計画し、4月中にも設計・施工一括で業者を選定する。
国道359号に面した店舗南東側の駐車場部分に、2階建て延べ約2万9000平方メートル、店舗面積約1万4000平方メートルの増築棟を建設する。1・2階に約60店の専門店やフードコート、キッズコーナーなどが入り、1階ピロティと屋上に駐車場を設ける。食品や生活雑貨、子育て向けの子供服・グッズを扱う店舗などを集め、外資系ファッションや理美容、スポーツ用品のテナントを誘致する。本館既存店の一部リニューアルも行う。
今後、建築確認申請や大規模小売店舗立地法の手続きを進め、早期着工を目指す。工期は約1年を見込み、20年春の開業を予定している。
ファボーレは00年10月、同市婦中町下轡田165番地1にオープンし、アル・プラザ富山を中核に約100の専門店からなる。敷地面積約11万6000平方メートル。増床後は延床面積約13万8000平方メートル、店舗面積約5万平方メートル、店舗数約160店となり、専門店の充実や広域集客の強化を図っていく。