十日町市が高田町3丁目南地内で計画の医療福祉総合センター建設工事は、建築本体、電気設備、機械設備の3分割で検討されており、いずれも数社によるJVが対象となる見通しだ。
休日一次救急診療センター、(仮称)県立十日町病院付属看護専門学校、地域包括ケアシステムの拠点機能を有する施設を建設するもの。規模はRC造4階建て延べ4250・95平方メートル。1階には休日一次救急センターが入るほか、2階には医療・介護サービスの提供連携機能が入る。また看護学校については、1から4階に教室や講堂、在宅看護実習室などの諸機能を配置する。
18年度当初予算では、2カ年の継続費に15億6622万6000円を設定。18年度は7億9807万円、19年度には7億6815万6000円を充当し、2カ年で工事を推進する。所管課では第1四半期の発注を目指し、参加資格などについて検討を進めている。6月議会での工事請負承認を諮り、工期には6月から19年9月までを想定。
設計は塚田設計事務所(十日町市高山)が担当している。