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北陸工業新聞社
2018/04/11

【富山】牧田、デンカエンジで/アイザック新化学処理設備棟/富山市米田町 

 産業廃棄物処理や段ボールパッケージ事業のアイザック(魚津市大海寺野、石崎由則社長)が富山市米田町の環境事業本部で計画の「新化学処理設備棟建設工事」は、土木・建築の設計・施工が牧田組、プラントがデンカエンジニアリング、既存施設の解体がナカムラにそれぞれ決まった。「解体工場建設工事」は、設計・施工ともにフジタが一括受注した。
 新化学処理設備棟は石油由来の廃棄物を処理する施設で、規模はS造2階建て延べ2209平方メートル。6月から既存施設の解体に入り、完了後に建設工事を進め、20年3月末の完成を目指す。
 解体工場は、製造工場や焼却施設などを専門とする施設で、建設規模がS造平屋建て約835平方メートル。6月に着工し、19年2月ごろを目標に完成させる。環境事業本部内では、廃棄物を液体と固体に分離する脱水設備も増設するなど、施設計10カ所で設備の新設、増強を計画している。
 パッケージ事業では、滑川市内の滑川工場で段ボールの製造設備を更新。食堂や会議室などを備えた福利厚生棟も新設する。

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