国の2018年度当初予算の成立を受け、鳥取県内で18年度に一般公共事業で実施される林道整備事業(緑プロ事業を除く)に総額で事業費約7億2800万円が予算配分される見通し。そのうち、県営事業は、17年度に全体計画調査と測量設計を行った富海(とどみ)福山線(旧円谷福山線)(倉吉市、三朝町)の開設工事に本格的に工事着手する。
県営事業は、事業費約6億0300万円で13路線の道路工・舗装工事などを計画しているほか、団体営事業は、事業費約1億2500万円で4路線の道路工・舗装工事など実施する予定。県営事業のうち、大山町の大平(おおなる)線は、全体延長920bの舗装工事に新規着手。日野町の内井谷線は、橋梁の補修工事を計画している。また、団体営事業のうち、智頭町の穂見山線は、全体延長5000bの舗装工事に新規着手するほか、若桜町、智頭町、大山町が18橋を対象に林道橋の橋梁点検を計画している。カ所別の予算配分額は3面に掲載。
日刊建設工業新聞