宇和島市は、耐震性能不足が判明している本庁舎の高層棟改修と低層棟新築を、2018年〜21年度の4年間で行う。18年度は、9月か12月議会での工事請負契約の議会承認を目指し、高層棟耐震補強などの整備と低層棟新築の発注を早期に行いたい意向。一括発注するかどうかは未定。
本舎正面駐車場に低層棟新築後、既存の低層棟は解体し駐車場として整備する。高層棟整備は耐震補強の他、空調設備やエレベーターなどを改修し、地下1階に集約している電気設備を新低層棟に移動する。
新低層棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階延べ4500平方b程度。高層棟は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上8階塔屋付き延べ1万0968平方b、解体する既存の低層棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て延べ3500平方b。
18年度当初予算に本庁整備事業費9億7100万円を計上し、総事業費は45億1000万円を見込んでいる。基本・実施設計はあい設計四国支社(松山市)が担当。建設地は曙町1。
提供:建通新聞社