吉野川市は、「アリーナ・交流センター(仮称)」建設工事を5月中旬に入札する。電気・機械設備一括の指名競争入札で近日にも発注する。
同施設は、鴨島町鴨島の麻植協同病院跡地約1万1000平方bにアリーナと交流センターを一体的に整備するもので、中心市街地の充実を図ることを目的とし都市再生整備計画に基づき事業を進める。
アリーナは、四国大会・県大会規模を想定しており750人収容可能で2階席を備えた施設(構造は鉄骨造延べ床面積約5950平方b)を新築する。バレーボールコート3面分の広さを確保し、練習に使うサブアリーナの他にトレーニング室と研修室を設置する。
また病院の北館(鉄骨造5階建て延べ約5200平方b)を交流センターとして改修しアリーナと併設する。1階は社会福祉協議会と貸倉庫、2階は地域交流センター、3階は図書館、4階は子育て支援センター、5階は機械室として区分する。
工期約19カ月で完成は2020年3月の予定。18〜19年度の2カ年で建設費は約34億円を想定しており、18年度当初予算に都市再生事業費として約14億円を計上している。設計は梓設計関西支社(大阪市北区)が担当。
提供:建通新聞社