北海道建設新聞社
2018/04/10
【北海道】雄武町の新図書館建設 来夏のオープン目標に入札準備
雄武町は、移転建て替えを計画している新図書館建設工事の指名競争入札を、建築主体、電気、給排水衛生の3分割で5月1日にも行う予定だ。指名業者などは、10日に開く指名委員会で決定する方針。新図書館は、W一部RC造、平屋、延べ1300m²の規模で、2018年度予算には本体工事費として5億400万円を措置している。
雄武708の2にある現図書館は、旧雄武郵便局舎を改修して1997年に開館。手狭となったため、雄武1031の25に移転建て替えするもので、設計は石本建築事務所が担当した。
W一部RC造、平屋、延べ1300m²の新図書館は、約4万4000冊が開架できる広めの開架・閲覧スペース、絵画や郷土資料を展示できる展示スペースなどを設ける。
駐車場は、障害者専用4台分を含む20台分整備する。
新図書館建設は、入札後の5月上旬にも臨時議会を開き、議決を経てからすぐに着工し、19年3月下旬の完成を予定している。引っ越し作業などを進め、供用開始は同7月を予定している。