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北陸工業新聞社
2018/04/06

【福井】嶺南初、日本ピーエスが認定/学びなおし・人材育成モデル企業/大学院博士課程に従業員派遣など評価/働き方改革推進し、会社の底上げを 

 日本ピーエス(本社・敦賀市若泉町3番地 有馬浩史代表取締役社長)はこのほど、大学院博士課程に継続的に従業員を派遣するなど、活力ある人材育成に取り組んだとして、福井県より17年度「学びなおし・人材育成モデル企業」に認定された。嶺南の企業では初の認定となる。
 従業員の学びなおし(専門的な知識・技術の習得や資格取得等のスキルアップ)を積極的に推進する企業の取り組みを認定するもの。優れた企業の取り組みを広く周知し、学びなおし尊重の機運醸成と企業による学びなおしの推進を支援することが目的で、▽大学院博士課程に継続的に従業員を派遣▽会社指定の資格試験受験者に受験料を負担▽会社が指定する資格試験に合格した社員には一時金を支給―の3点の取り組みが評価された。
 認定を受け、有馬社長は「非常に光栄なこと。生産性向上や職場環境の充実に取り組み、これからも社員に学ぶ機会を与えて会社全体の底上げにつなげたい」と働き方改革推進と活力ある人財育成に意欲を示した。
 「人への投資」を軸に第1次中期計画(17―19年度)に取り組む日本ピーエスは、17年4月に採用・教育・定着を一貫して企画・実行する専門部署「人財開発グループ」を創設したほか、社員の相互研さんや外部講師の講義を通じて技術レベルの向上を目指して毎年本社で全国各地に勤務する100人以上の社員を参集し、「NPSシンポジウム」を開催している。今後とも活力ある人財(活き活きと自主的に行動し目標を持って行動を行う人材)を育むため、人材育成の充実に取り組むという。

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