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　北陸地方整備局は１８年度、新規事業として十日町道路の直轄による権限代行実施を検討するための調査に着手する。
　上越魚沼地域振興快速道路（延長約６０キロ）の一部区間である十日町道路は、十日町市八箇から信濃川を渡り同市北鐙坂を結ぶ延長約１１キロで計画。９６（平成８）年に調査区間に指定されている。
　新潟県は１７年度、３つのルート帯候補を比較検討し、十日町市南部の小黒沢集落付近を通るルート帯を決定。土砂災害等危険個所を避け、トンネル区間が全体の約６５％を占めるが冬期における降積雪の影響が最も少ないと見込まれるルートで、建設費に約５５０億円を見込む。県は国による直轄整備を要望しており、これが可能かどうかを事業内容や整備効果の調査により判断したいとしている。