建通新聞社
2018/04/05
【大阪】大阪市 WTO対象案件は6件
大阪市は2018年度の工事発注予定で、議会案件となる予定価格6億円以上の案件をまとめた。対象工事件数は、建築が11件、土木が5件、設備が7件の計23件。このうちWTO対象案件は、大阪新美術館建設工事など6件となっている。
建築工事では、WTO対象案件として、「大阪新美術館建設工事」(大阪市北区、鉄骨造5階建て延べ約1万9000平方b、21年6月まで)を第3四半期に発注する。また、「中央卸売市場南港市場施設整備事業」(住之江区、鉄骨造3階建てなど、23年3月まで)もWTO対象案件として第3四半期に発注する。この他、学校関係では「扇町小学校増築その他工事」(北区、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2800平方b、21年8月まで)などを第2四半期に発注する他、「西船場小学校増築その他工事」(西区、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約2400平方b、21年2月まで)などを第4四半期に予定している。
土木工事のWTO対象案件では、「淀川左岸線2期トンネル整備事業」(福島区、開削トンネル一式、61カ月間)と「豊野浄水場浄水施設耐震改良工事その3」(寝屋川市、急速ろ過池の耐震補強など、22年3月まで)を第3四半期に発注予定。また、第4四半期に「城東配水場流出幹線敷設工事」(鶴見区・城東区、シールド工延長2900bなど、84カ月間)と「楠葉取水場取水施設耐震改良工事」(枚方市、接合井・沈砂池など改良、22年6月まで)を発注する予定だ。
設備関係では、第2四半期に「海老江下水処理場消化槽撹拌設備工事その1」(此花区、設備の更新、30カ月間)、第3四半期に「柴島浄水場次亜塩素酸ナトリウム注入設備改良工事」(東淀川区、設備の改良、20年6月まで)などの発注を予定している。