白川村は、デイサービスセンターのしゃくなげ荘移転新築工事で、5月の連休明けにも一般競争入札を公告する。設備一括か分離するかなど現在検討中。当初予算には工事費として3億2000万円を計上した。
新たな施設の規模は、鉄筋コンクリート造一部2階建て延べ1400平方b。1階がデイサービスとショートステイの機能を持った施設となり、2階は倉庫などになる予定。
既存のしゃくなげ荘(御母衣316ノ22)は老朽化が進んでいる。また、運営を福祉法人の愛知慈恵会に委託しているため、利便性の観点から同法人が運営している特別養護老人ホーム瀬音さくら山荘の隣接地に移転して建て替えることにした。
建設地は、長瀬字小保木755ノ1で、瀬音さくら山荘の南側隣接地を借り受ける。敷地面積は1万1593平方b。
既存のしゃくなげ荘については、老朽化が進んでいるものの、温泉施設もあるため、何らかの福祉施設として利用する予定でいるが、施設の今後の在り方についてはこれから検討するとしている。
設計は三橋設計名古屋事務所(名古屋市東区)がまとめた。
提供:建通新聞社(2018/04/02)