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建通新聞社(中部)
2018/04/05

【愛知】名市大 付属病院 機能強化へ調査着手

 名古屋市立大学は、2018年度からの5カ年度を計画期間とする第3期中期計画をまとめた。5年間の施設・設備計画の総額は227億5600万円で、大学付属病院については救命救急センター・災害拠点病院としての機能を強化するため調査費を盛り込んだ。調査結果に基づいて今後の方針を決める計画だ。
 キャンパス環境を良好に維持し、建物の長寿命化を行うため、18年度に施設・設備の整備改修に向けた基本構想の策定に着手する。長寿命化改修は20年度から実施する計画だ。設備更新や校舎のバリアフリー化、老朽化した施設の改修、施設の有効活用に向けた改修などを実施する。
 大学付属病院については、救命救急センター・災害拠点病院の在り方に関する調査とともに、機能強化に向けた基本構想の策定に取り組む。同病院の機能強化は、救急搬送の増加が続いているのを背景に、市会での議論でも必要性が指摘されていた。

提供:建通新聞社