東北地方整備局湯沢河川国道事務所は、計画している東北中央自動車道「真室川雄勝道路」整備に関し、区間内に架設する橋梁の予備設計のほか、地質調査や補足設計を今月以降に公告する方針だ。このうち橋梁予備設計は2橋を対象としており、県境部のトンネルとトンネルの間に架かる橋梁、雄勝川の近接に架かる橋梁。
真室川雄勝道路は「及位〜上院内」間の延長約7,200m(W13.5m)で、区間内には構造物としてトンネル4カ所(総延長4,090m)と橋梁4カ所(総延長330m)を予定している。総事業費は約247億円。
このうち、本県側の区間は延長4,000m規模。橋梁4カ所(L110m、L40m、L130m、L50m)やトンネル3カ所(L1,920m、L170m、県境部L1,260m)、(仮称)上院内ICなどの整備を予定している。
なお、新年度は当初予算で1億円の配分を受けている。
提供:秋田建設工業新聞社