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建通新聞社(静岡)
2018/04/04

【静岡】静岡県静岡市 新清水庁舎の建設地を正式決定

 静岡市は、新清水庁舎の建設場所をJR清水駅東口公園(清水区袖師町2001他)に正式決定した。2022年度の完成・移転を目標に、庁舎面積最大1万4000平方b(現庁舎から34%減)、職員数600〜650人程度(現庁舎職員数960人)のコンパクトな庁舎を新築する。工事費約58億円、設計監理費・現庁舎解体工事費・システム移転費などの関連費用約16億円と概算している。
 JR清水駅東口公園の敷地面積は7294平方b、清水都心地区の中で公共交通が利用しやすく、商店街や公共施設などが集積した商業・業務の中心地として、さらなる発展が望まれる江尻エリアにある。移転は、最終判断する市議会議決が必要。
 18年度は基本計画を策定するとともに、PPP(公民連携事業)導入可能性について調査していく。
 17年度は基本計画、基本設計、実施設計を進めていくための“羅針盤”・基本構想を3月末に策定した。
 田辺信宏市長は基本構想策定に当たり「新たな庁舎を江尻エリアに建設し、人々の命を守る施設として、災害に強い強靱なまちづくりの第一歩としていく」「あらゆる災害を想定した構造、災害時にも業務継続が可能な機能を持つ施設とした上で、マリナートや清水テルサ、JR清水駅と連携して避難者を受け入れることで、地域一帯の防災力を向上させていく」と、コメントを発表している。


提供:建通新聞社
(2018/4/4)

建通新聞社 静岡支社