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建通新聞社四国
2018/04/03

【香川】高松市 高松一高改築を下期発注

 高松市は、高松第一高等学校校舎等改築を2019年3月定例議会承認案件として、18年度下半期にも一般競争で入札する計画だ。
 発注は校舎棟(本館)および体育館などの解体、新校舎棟および新体育館棟新築も含め一括で発注する予定。設備などは分離発注する。
 仮設校舎賃借契約費も含めた建設関係事業費に、約92億円を限度額とする19〜23年度の債務負担行為を設定している。
 事業スケジュールは、19年1月に仮設校舎建設に着手し、完成後は夏休みを利用して引っ越す。本館の解体に着手し跡地に新校舎棟を建設、21年度末までに完成させる。
 その後、仮設校舎を解体し跡地に体育館棟を建設、23年度夏ごろまでに完成させ、引き続き、既存体育館解体を行いグラウンド整備など外構工事を実施、23年度末に総合落成を予定している。
 整備するのは校舎棟(図書室含む)と体育館の2棟で、両棟を渡り廊下で接続する。構造は鉄筋コンクリート一部鉄骨造で校舎棟が5階建て、体育館棟が3階建てで延べ床面積の合計は約1万9500平方b。建設場所は桜町2丁目の現敷地内。
 校舎棟は、グラウンドに面した南側に普通教室、北側に特別教室をまとめて配置。1階が図書室、メディア教室、保健室、大会議室と管理関係室。2階が普通教室、職員室、渡り廊下。3階が普通教室、物理・化学実験室。4階が普通教室、生物・英語教室。5階が美術・書道・音楽教室、調理室など。
 体育館棟は、アリーナ・サブアリーナ・講堂・食堂・一高会館などの複合用途とする。
 実施設計は日本設計関西支社(大阪市)が担当。

提供:建通新聞社