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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/04/02

【群馬】JR八木原駅周辺整備、基本計画の策定へ

渋川市はJR上越線・八木原駅周辺整備事業を進めており、2018年度は東西駅前広場や自由通路および橋上駅舎の基本計画を作成する。また、同駅東側についてはアクセス道路整備の詳細設計や駅前広場に関する用地測量を実施し、事業の進捗を図る。
18年度当初予算には測量設計委託費1108万1000円と工事費1776万6000円を計上。工事については駅の駐輪場に屋根を設置する改修工事を行う。ゼロ市債を活用して既に一般競争入札が行われており、結果については審議中となっている。
周辺整備の基本計画作成および道路詳細設計等業務委託もすでに指名競争入札が行われており、国際航業(東京都千代田区)が受注。概略設計も同社が担当した。
道路関係の全体計画620mで、市道中村大久保線から同駅を繋ぐ市道を幅員9・5mまで拡げる。短期的整備として、21年までに全体の拡幅工を完成させる計画。
八木原駅は1921年に開業。W造平屋建てで、現在は東側にしか改札口がない。地域振興や定住人口の増加、利便性向上を目的として整備を進め、将来的に西側にも改札口を設ける計画。
事業費総額は概算で約30億円となっている。短期的整備と長期的整備を合わせて10年前後を要する見込み。事業費に関してはJR東日本にも費用負担を求める方針で、これから協定を結び、協議していく。