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建通新聞社
2018/03/27

【大阪】大阪府 2018年度発注見通し

大阪府の2018年度発注予定が工事778件、設計・コンサル関係721件の全1499件としてまとまった。都市整備部は、南海トラフ巨大地震に備える防潮堤補強(木津川、六軒家川など)や、寝屋川河川整備関連の排水機場監視制御設備更新工事などを発注する予定。住宅まちづくり部では、福祉関連情報発信・コミュニケーション支援拠点新築工事などを盛り込んだ。
 都市整備部所管工事は全516件。このうち、六軒家川防潮堤耐震補強工事(朝日橋上流)は、13億5000万〜22億9000万円の工事規模を見込み、第2四半期に総合評価方式で発注する。工期は22カ月間。また、木津川防潮堤耐震補強工事(旧津守水門前)は、9000万〜3億5000万円の工事規模を見込み、第1四半期に実績申告型で発注する予定だ。工期は11カ月間を見込む。
 寝屋川河川整備関連では、平野分水路排水機場監視制御設備更新工事を、第2四半期に総合評価方式で発注する予定。内容は運転操作設備工、計装設備工など一式。工期は18カ月間を見込む。
 総合評価は10件で導入予定。小阪ポンプ場機械設備工事、中部水みらいセンター電気設備工事などを第1四半期、今池水みらいセンター電気設備工事などを第2四半期、同センター水処理施設建築工事を第3四半期に発注する。
 この他、安威川ダム関連では、左岸道路築造工事(橋梁下部工など、21カ月間)や、電気設備工事(受変電設備工一式など、56カ月間)などを第1四半期、大岩地区上面整備工事(土工・擁壁工など、15カ月間)などを第2四半期に予定している。
 住宅まちづくり部所管工事は全66件。このうち、福祉関連情報発信・コミュニケーション支援拠点新築工事を第2四半期に発注する予定だ。工事規模は6億〜12億円。工期は15カ月間を見込む。この他、住宅関係では豊中新千里東住宅建て替え(第3期)に向けた撤去工事などを第1四半期に発注する予定だ。