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　富山県教育委員会は１８年度、県立中央農業高等学校寄宿舎改築として２号棟解体、新棟実施設計に着手する。当初予算案に１億９８０１万４０００円を計上した。
　建設規模は、寄宿舎集約棟がＳ造４階建て延べ２２２０平方メートル以下、渡り廊下がＳ造平屋建て。定員は１５２人で、舎室４０室、舎監室２室、談話室、集会室、物干し室、相談室、倉庫兼作業部屋、トイレを設ける。寄宿舎「豊心寮」は、１〜５号棟（定員２８８人）、管理棟、食堂棟の７棟で構成。このうち老朽化が著しい１〜３号棟の３棟を解体し、２号棟跡地に集約棟を建設する。２０年度は１・３号棟を取り壊す。全体の概算工事費は約７億６５００万円。
　基本設計は三四五建築研究所が担当。
　富山市東福沢地内の中央農業高は、県下唯一の農業科単独の全日制専門高校で、生物生産、園芸デザイン、バイオ技術の３学科からなる。