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建通新聞社四国
2018/03/16

【香川】県広域水道企 2カ年は県・市町両制度活用

 香川県と県内8市8町(直島町を除く)の水道事業を引き継ぐ香川県広域水道企業団は4月1日からの運用開始を前に3月12日、高松市内で入札契約制度等説明会を開いた。2018年度以降、水道事業に係る工事と設計コンサルの入札契約は企業団が行うが、当面運用上の混乱を避けるため、18年度と19年度の2カ年は、既存の県と8市8町の17種類の入札契約制度を合わせたものとなる。入札参加資格者名簿関係や入札契約制度(工事、設計コンサル)など今後の運用方針について説明した。
 入札参加資格者名簿の取り扱いで、18年度は、企業団の各構成団体(県と16市町)から提供される入札参加資格者名簿情報に基づき、19年3月31日までを期間とする企業団としての名簿を作成する。企業団本部と府中事務所は香川県の18年度入札参加者名簿情報に基づき企業団名簿を作成。府中事務所を除く企業団事務所は各事務所の所在市町の18年度入札参加資格者名簿情報に基づいて名簿を作成する。
【19年度】18年度中に企業団で入札参加資格申請書を受け付けて作成した、企業団名簿を本部と府中事務所のみ適用する。その他事務所は1年間の経過措置として、各事務所の所在市町の名簿を使用する予定。ただし、企業団名簿を適用する事務所が増える可能性はある、としている。
 所在市町の19年度入札参加資格者情報に基づき名簿を作成するため、企業団本部と府中事務所以外の各事務所の入札に参加する場合、18年度中に各事務所の所在市町への入札参加資格申請が必要になるため、注意を呼び掛けている。
【20年度】企業団本部、事務所ともに企業団で入札参加申請を受け付けて作成した企業団名簿を適用する。

提供:建通新聞社