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鹿児島建設新聞
2018/03/15

【鹿児島】県、旧木材港埋立/東西道路TN掘削残土を流用

木材港 県は、鹿児島港旧木材港区で一部水域を残し、埋め立てを計画している。鹿児島東西道路や鹿児島北バイパスのトンネル整備等で発生する掘削残土の流用を検討していることが分かった。県議会一般質問で寺田洋一議員(自民党、鹿児島市・郡区)の質問に渡邊茂土木部長が明らかにした。
 埋立面積は、南側の水面貯木場など約20ha。必要な土砂は、東西道路等の整備で発生する残土を検討。九州地方整備局鹿児島国道事務所が担当しており、シールド工法での掘削に向けた発進立抗の整備に着手したばかり。鹿児島北バイパスは祇園之洲側で橋梁下部工等を整備中。トンネル本体は2道路とも未着手の状態。
 整備後の土地利用は、民間活力を導入した観光客の交流空間を検討。規制状況は、鹿児島市集約型都市構造に向けた土地利用ガイドプランの中で、産業集積ゾーンに位置付けられ、用途地域は工業地域となる。住宅やホテルなどの規制をはじめ、立地する商業施設の規模を抑制する地区計画や特別用途地域に同市が指定している。


■総合評価方式
 来年度、鋼橋梁も導入へ

 総合評価方式の試行は、2006年度に一般土木で開始し、17年度はトンネル工事に拡大したが、18年度から鋼製橋梁上部工で導入する。三反園訓県知事が表明した。

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