射水市は、小杉社会福祉会館改修・改築工事を、4月にも一般競争入札で公告する。市議会6月定例会で請負契約締結の承認を得て、7月の着工を目指す。13日の市議会民生病院常任委員会で工事概要が報告された。
管理棟は内装など撤去工事、大規模改修工事、耐震補強工事を施し、大集会室は解体の後、市民交流の場に改築される。
管理棟はRC造3階建て地下1階建ての建物。改修の対象面積は1629平方メートルで、内訳は地階56平方メートル、1階493平方メートル、2階492平方メートル、3階506平方メートル、塔屋82平方メートル。1階は研修室や和室とし、2階に社会福祉協議会、心身障害者連合会、老人クラブ連合会、保護司会、商工会が入る。3階は会議室(2室)とする。
改築棟となる市民交流の場は、建設規模がS造2階建て、延べ床面積1338平方メートル。1階が958平方メートル、2階が373平方メートル、3階が9平方メートル。1階がメーンの多目的ホールで、屋上は広場とする。新施設の延べ床面積は2971平方メートルとなる。開館は20年4月を予定する。
18年度当初予算案には2カ年継続費として11億6925万円を設定した。年割額は18年度が7億155万円、19年度が4億6770万円。
基本・実施設計は福見建築設計事務所(富山市)が担当。