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琴平町は、琴平中学校校舎棟および屋内運動場の改築工事を計画しており、２０１７年度３月補正予算案に工事費４億３７６１万円を計上、併せて18年度当初予算案に17億８１６４万円を限度額とする19年度の債務負担行為を設定している。可決後、６月議会承認案件として発注する見通し。工事を一般競争で入札するに当たり、建築工事と各設備工事を分離、または一括とするかどうかを今後決める。
　改築工事では当初、グラウンド内に新校舎棟などを建設する。規模は現施設よりも小さい鉄筋コンクリート造３階建て延べ約４０００平方�bとする。新しい屋内運動場の規模（床面積）は既設の約１２００平方�bよりも大きくなる見通し。まず、新校舎棟の建設工事を18年９月ごろに着手し、新施設全体の施工期間として19年度まで２カ年をかけ、20年春の供用開始を目指す。
　現在、真鍋令建築設計事務所（丸亀市）に委託し、18年３月末の設計期間で新校舎棟など各施設と外構、既設解体工事の実施設計を進めている。被災後に職員室などで利用する非常用電源を賄うための太陽光発電設備設置工事を、今回の改築工事に含めない見込み。既設のプールについては新施設建設工事の際に支障となるため、事前に撤去する。この撤去工事を新施設建設工事に含める。建設箇所付近の地質調査を実施済みで、調査結果を踏まえ具体的な基礎工法を固める。
　新校舎棟および屋内運動場が完成後、21年度に既設の校舎・屋内運動場を除却し、新校舎棟などの外構整備を進める。
現在の校舎棟は北および南側の２棟で構成している。規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約４３００平方�b。屋内運動場は鉄筋コンクリート造平屋約１２００平方�b。
　建設場所は琴平町五條６６１ノ１他。

提供：建通新聞社