トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2018/02/14

【岐阜】多治見市 センター方式の給食調理場「食育センター」建設

 多治見市は、2018年度にセンター方式の学校給食調理場となる「食育センター」(仮称)の建設事業に着手する。6月の市議会に総合計画基本計画の変更と補正予算に設計費などを上程する予定だ。可決後に建設予定地の選定と設計に着手する。
 19年夏ごろに建設工事に着手し、20年夏ごろの稼働を目指す。
 食育センターは、具体的な建設地は検討中だが、市北部の市有地に建設する。南姫小・中、根本小、明和幼稚園、小泉小・中、陶都中、共栄小、精華小・愛児幼稚園に配食するとともに、北栄小と北陵中の御飯を配る。
 施設の規模は床面積が約2500平方b。施設には調理過程が学べる見学機能や食について学ぶ調理実習室などの研修機能を整備し食育推進の拠点とする計画。
 事業費は工事費として約10億円、厨房機器などとして約6億7000万円、設計・監理費として約7500万円の合計17億5000万円余りを見込む。
 市は、13年度に策定した調理場整備計画では、精華小隣接校対応調理場、小泉小隣接校対応調理場、根本小単独校調理場の建設と北栄小隣接校対応調理場の改築を計画していたが、これらを取りやめ食育センターを整備することとした。
 また、食育センター稼働後には、老朽化する大畑調理場(鉄骨造平屋1364平方b)と共栄調理場(鉄骨造平屋961平方b)、食器洗浄センター(鉄骨造地上2階地下1階建て2798平方b)は閉鎖する。閉鎖後の在り方は未定。

提供:建通新聞社(2018/02/14)