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北陸工業新聞社
2018/03/07

【福井】大屋根にトップライトなど/朝倉氏博物館変更案示す/−県− 

 福井県議会産業常任委員会が5日開かれ、理事者は、21年度内の開館を目指す「一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)展示・ガイダンス棟」について、外観イメージの変更案を提示した。
 議会での議論などを踏まえ、鋼板や杉材にアルミを組み合わせ、シャープで明るいイメージ・色合いとしたほか、屋根全体の高さを低く圧迫感を抑えるとともに、各屋根の軒を伸ばして陰影を付けるなど、デザイン上のアクセントを施した。
 また、朝倉氏遺跡博物館であることをアピールするため、大屋根にトップライトを設置して採光し、メイン展示の1つ、原寸再現の朝倉館を浮かび上がらせるよう工夫するなど、戦国城下町跡のゲートウェイ施設にふさわしく、かつ周辺の景観にも配慮する。
 博物館は展示・ガイダンス棟(RC一部S造2階建て延べ約5000平方メートル)と、一乗谷朝倉氏遺跡資料館および隣接する埋蔵文化財調査センターを改修して活用する「調査・研究、収蔵棟」で構成され、まずは先行して展示・ガイダンス棟を整備する方針。

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