建設新聞社
2018/03/07
【東北・福島】43億余で大林組が落札/WTO 廃棄物貯蔵施設の双葉工区
環境省福島地方環境事務所は、今月1日開札の「中間貯蔵(双葉工区)廃棄物貯蔵施設工事」を43億4600万円で大林組に決定した。
WTO標準型・施工体制確認型総合評価落札方式の対象で、同社の評価値は3・7804。このほか日本国土開発・大成建設JV、西松建設・フジタJV、安藤ハザマ、鹿島(無効)が応札した。
廃棄物貯蔵施設は、貯蔵容器に封入されたばいじん等を適正定置するための施設。本工事では、福島県双葉町細谷三百谷地地内の約2・5fを事業用地に、貯蔵量約1万4400個の貯蔵施設棟などを整備する。貯蔵容器1基あたりの規格は、鋼製角形(外寸1・385b×1・385b×1・28b)で重量が280`c。
設計および工事期間(線量低減措置、道路工、造成工等を含む)は約24カ月、その後の定置・維持管理期間が約13カ月で、全体工期は2021年3月19日。
なお、本工事との一括審査で同日に開札した「大熊工区」は81億5000万円で鹿島に決定している。
提供:建設新聞社