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　愛知県企業庁は３月６日、新たに内陸工業用地として刈谷市半城土町に「刈谷依佐美地区」を開発する計画を発表した。今後、詳細設計を委託し、２０１９年度に着工する予定だ。
　刈谷依佐美地区は、国道23号野田インターチェンジから南西へ約２�`に位置する。地区の東側は国道４１９号、北側は県道半城土広小路線に隣接している。地区の西側には刈谷市の公園施設「フローラルガーデンよさみ」がある。
　開発面積は14・９�f。このうち工業用地として分譲する面積は11・３�fとなる。その他に道路や洪水調整池を整備する。
　総事業費は用地費を含めて60億円を見込んでいる。
　刈谷市が現在、都市計画の地区計画の策定に向けた手続きを進めている。都市計画の決定後に県が開発許可申請などの手続きを行う。事業期間は21年度までを見込む。
　誘致する企業は製造業を予定している。物流業は含まない。地区内は５〜６ブロックに整備する。分譲の区画数はこれから検討していく。

提供：建通新聞社