土佐市は、新庁舎建設事業費として2018年度当初予算案に4億6173万円を計上している。内訳は新庁舎の実施設計委託費、用地買収、現本庁舎の解体工事費で、解体工事は早ければ7〜8月に発注する。
解体する施設の規模は、本庁舎が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1664平方b(1960年建設)、西庁舎が鉄骨造3階建て延べ1498平方b(72年建設)。現在進めている仮庁舎の整備状況を踏まえ、現庁舎の解体工事を発注する。解体工設計監理は二川設計(高知市)が担当。
新庁舎の建設場所は現本庁舎がある高岡町甲2017ノ1他で、規模は6000平方b程度を見込む。基本設計を東畑建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)が担当し進めている。建設の予算規模は約27億3000万円、建設工期は2019年7月〜21年3月を想定している。
提供:建通新聞社