新潟市は18年度、新通小学校分離新設校の校舎および屋内体育館建設工事に着手する方針だ。それぞれ建築本体工事を4月にも入札公告し、6月議会での請負承認を目指している。
新通小学校の児童数増加に対応するため、既存の通学区域を分離し、西区大野地内に分離校を建設することにより、教育環境の改善を図るもの。校舎の建設規模はRC造5階建て延べ6607平方メートル、屋内体育館がSRC造平屋建て延べ1262平方メートル、ひまわりクラブがS造2階建て延べ約310平方メートルとする。普通教室が18教室、特別教室は3室とし、校舎屋上にはプール(25メートル×6コース)を設ける。
当初予算には事業費9億1700万円を計上したほか、2カ年継続費として総額31億8200万円(18年度=9億1700万円、19年度=22億6500万円)を設定。工事は建築本体のほか、電気設備、衛生冷暖房設備、ガス設備に分割を想定。早ければ、5月ごろの入札公告を見込む。
19年度はひまわりクラブおよびグラウンドなどを整備する見通し。20年4月の開校を予定している。
設計は、堤建築設計事務所(新潟市中央区)が担当。