建通新聞社
2018/03/05
【大阪】もと扇町庁舎用地 公募型プロポ公告
大阪市水道局は、もと扇町庁舎用地(北側・南側)の開発事業者を選定するため、公募型プロポーザルを公告した。参加申し込みは、5月31日の配達日指定による郵送でのみ受け付ける。審査は2段階で実施。7月25日に計画提案審査の結果を通知し、8月24日に価格提案審査を実施する予定だ。
応募資格は個人、法人または法人グループ(SPC含む)。施設計画や地域との連携計画、にぎわい創出に向けた機能・取り組みなどに関する提案を募る。予定価格は64億4780万円。
扇町庁舎用地は大阪市北区南扇町1、7に位置。梅田から徒歩圏で、鉄道駅にも近く、天神筋橋商店街や扇町公園に隣接している。市中心部に位置する貴重な資産の有効活用を図る。
対象用地は、幅員11bの道路を挟んで南北に隣接した2区画で構成している。概要は、北側用地が面積4470平方b。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%、高度指定なし)。現在は駐車場として貸し付けている。
南側用地は面積4683平方b。用途地域は同じく商業地域(建ぺい率80%、容積率400%、高度指定なし)。駐車場として貸し付けていた。
開発事業予定者選定会議のメンバーは、西嶋淳氏(大阪商業大学経済学部長)、嘉名光市氏(大阪市立大学大学院工学研究科教授)、前田陽子氏(ランドウォッチ研究所代表)。