新庁舎の設計、鳥栖駅周辺整備など盛る ベストアメニティスタジアムの塗装改修も 鳥栖市は22日、2018年度一般会計当初予算案を発表した。過去最大となる総額240億4537万円で前年度当初比3・2%増。新庁舎の設計、鳥栖駅周辺整備、ベストアメニティスタジアムの塗装改修や佐賀競馬場の耐震改修への補助金などを盛り込んだ。3月1日開会の定例議会に提案する。
新庁舎整備事業では測量調査委託料に1400万、設計等委託料に5160万など計6745万円を計上。18年度に基本設計・実施設計を行い、19年度中の着工を目指す。
鳥栖駅周辺整備事業では、土地開発公社が先行取得した高架用地の買い戻しなどに1億4648万円を充てる。鰍bygamesによる地方創生応援税制を活用した寄付をもとに、ベストアメニティスタジアムの塗装改修事業には4億0400万円を組んだ。佐賀競馬場の耐震改修に対する補助金では、2億4041万円を計上している。
主な建設関係事業とその予算額は次の通り(▼は新規事業)。
一般会計
▽新庁舎整備事業6745万=新庁舎の基本設計、実施設計
▼し尿等下水道投入施設整備事業2億3800万=し尿処理施設の老朽化に伴い、し尿などを下水道に投入する施設を新たに整備
▽滞在型農園施設等改修事業1億4565万=滞在型農園施設などの改修
▽ため池測量調査事業1460万=ため池の測量調査およびため池ハザードマップ作成
▽田代大官町・萱方線等道路改良事業9324万=歩道整備など
▽轟木・衛生処理場線道路改良事業3817万=車道拡幅
▽東前2号線等道路改良事業2150万=東前2号線ほか1路線の狭小部の拡幅
▽高速道路利便増進事業1653万=味坂スマートIC(仮称)のアクセス道路調査
▽都市計画道路見直し事業1487万=長期未着手都市計画道路の基本的な方針検討
▽防災拠点建築物耐震改修事業2億4041万=佐賀競馬場の耐震改修に対する補助
▽道路維持・舗装費2億2536万=道路施設の維持管理など
▽橋梁長寿命化事業9000万=道路橋の詳細点検、補修設計および補修工事
▽交通安全施設整備事業2435万=通学路などの整備
▼公園施設長寿命化事業2200万=公園施設長寿命化計画の策定
▽鳥栖駅周辺整備事業1億4648万=土地開発公社が先行取得した高架用地の買い戻し、地質調査、中央公園の設計など
▽スタジアム塗装改修事業4億0400万=ベストアメニティスタジアムの塗装改修