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　三条市は、１８年度当初予算案の「図書館等複合施設建設工事基本・実施設計委託費」に、１９年度までの債務負担行為として限度額１億３０２５万５０００円を設定した。新施設の設計に着手する方針だ。
　裏館小学校との統合で廃校になった三条小学校（元町１１番６号）の校舎棟（ＲＣ造３階建て延べ４０５０平方メートル）、体育館棟（Ｓ造平屋建て延べ１１７０平方メートル）などを解体した跡地（敷地面積約１万２８００平方メートル）に、老朽化や狭あい化が問題となっている市立図書館の機能を移転。鍛冶の歴史や技術などを紹介する『鍛冶ミュージアム』や理科教育センターを併設させた複合施設を建設するもの。
　今後、同施設に盛り込む機能などを協議する検討委員会を外部有識者を交えて発足させる。施設機能の大枠が固まり次第、早急に設計を発注したいとしている。