福井県ブロック協同組合(清水昌勝理事長)の第46回通常総会はこのほど開かれ、17年度の事業報告・収支決算および18年度の事業計画・収支予算案など議案計5件を慎重審議の上、すべて原案通り了承した。福井市大手3丁目のホテルフジタ福井を会場に行った。
冒頭、清水理事長は挨拶し「厳しさをバネ(前向き)に知恵と行動力を発揮し諸活動に邁進したい」などと呼びかけた。
17年度事業報告によると共同販売は、10月以降の気象条件の悪さもあいまって失速し、助成金等の営業外収益で最終利益を確保できた。18年度の事業計画では、とくにメディア戦略を練り広告PRを通じ事業収益の拡大を狙う意向だ。共同販売事業としてはエクステリア商品の販売と施工に取り組み、主要各メーカーの物流動向の把握▽住宅関連材商品の販売と施工▽関連商品勉強会の開催を通して売上高の拡大を目指す。青年部事業では中央会青年部活動とリンクした各種研修会へ参加▽青年部研修会を実施する。また福利厚生事業では団体傷害保険取扱(日新火災海上保険)と労働保険事務組合の運営を図る方針。また役員改選について現行の地区制を廃止し、全県区を1地区として立候補と推薦での選出とする。理事は1人減の6人(監事は2人のまま)で第47期から適用。
組合では次世代に引き継がれるよう運営の骨格を再構築し、最重要な課題と位置付けている。