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　金沢市は、２６日に開かれた市議会市民福祉常任委員会で、西部地区における保育所設置・運営事業者の公募結果について、社会福祉法人久楽会（金沢市利屋町、新谷博範理事長）を選定したと報告した。
　市内でも保育需要の高い西部地区において、定員数６０人〜１８０人の保育所の設置・運営事業者を公募したもの。西部地区は中村町（一部）、新神田、米丸、西南部、押野、三和、緑、安原。
　募集枠１に対し、２者が応募し、有識者で構成する保育施設等整備検討会において、書類審査および面接審査を実施し、同法人を選定した。
　同法人の計画によると、建設予定地は新保本５丁目２２番他３筆で、施設定員は１２０人。
　市の１８年度当初予算案には補助金２億４７０万円が計上。内示後、建設工事に着手し、１９年４月の開所を目指す。
　同法人は金沢、野々市、白山の県内３市を中心に高齢者福祉（介護老人福祉施設等）をはじめ児童福祉（児童クラブ・保育園等）、障がい者福祉（障がい福祉サービス事業所）を提供している。