愛媛県警察本部は、2018年度に宇和島警察署庁舎建設費と松山東警察署建て替えに伴う設計調査費を当初予算案に盛り込んだ。宇和島署整備費は、18年度と19年度の2カ年で新庁舎を建設するため8億8857万円の事業費を債務負担行為限度額として、松山東署には現地での建て替えを行うため地質調査、電波障害調査、庁舎設計を行うため、8544万円の債務負担行為限度額を設定した。着工は20年度になる見通し。
宇和島署は、16年度から19年度までの4カ年計画で現在地で建て替えが進められている。
16年度に設計、17年度に車庫・霊安室など建設、18・19年度で新庁舎を建設し、19年度には宿舎を建設し完成となる。
新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4163平方b。19年度に建設する宿舎は木造2階建て延べ179平方b。建設中の車庫・霊安室は鉄骨造平屋830平方b。設計は全て宏朋(西条市)が担当した。場所は宇和島市並松。 既存施設は新施設完成後に解体される。規模は鉄骨造3階建て延べ2149平方b。
松山東署整備は、18年度から24年度の7カ年計画で、現在地で建て替えられる。施設は庁舎、車庫、署長など宿舎、本部長宿舎が建設され、規模は庁舎が鉄骨鉄筋コンクリート造10階建て延べ8695平方b、車庫が鉄骨造4階建て延べ1750平方b、署長など宿舎が木造2階建て延べ179平方b、本部長宿舎が木造平屋91平方b。18・19年度で設計調査(地質調査、電波障害調査、庁舎設計)を行い、20年度着工を目指す。場所は松山市勝山町。
提供:建通新聞社