みよし市は、拠点施設整備事業で活気ある地域づくりを目指し、2018年度から2カ年で「きたよし地区拠点施設」を建設する。6月議会での承認を目標に、既設の三好丘交流センター解体を含む建築工事、電気設備工事、機械設備工事の3分割で工事発注する見通し。
18年度の当初予算案には、建設工事費の総額9億6000万円(18年度6億7200万円、19年度2億8800万円)、工事監理費の総額2600万円(18年度1820万円、19年度780万円)を継続費で計上した。
計画では、きたよし地区拠点施設の規模は鉄骨造2階建て延べ1819平方b。三好丘交流センター(ひばりケ丘2ノ1ノ1)解体後の跡地に建設する。300人を収容するホール兼多目的室の他、会議・講座室、調理室、会議室、多目的練習室、和室、交流サロン、フリースペースなどを整備する。「集い・生きがい・暮らしがい」を観点に、活気のある地域づくりの形成に向けた施設の整備を目指している。19年8月の開館予定。設計は松浦建築事務所(みよし市)が担当した。
既存施設の規模は、鉄骨造平屋505平方b。敷地面積は8319平方b。
同事業では、市北地区(きたよし地区)をはじめ、市中央地区(なかよし地区)、市南地区(みなよし地区)の3地区にホールや多目的室、交流サロンなどを備えたコミュニティーセンターとしての拠点施設を整備する計画がある。残る2地区については、なかよし地区は学習交流センター(西陣取山90)を改修し、みなよし地区は明越会館(打越町九蔵釜74)を改築する予定。時期は未定だが、具体的な内容は今後、きたよし地区拠点施設と同様に、協議会の設置や市民を交えたワークショップの開催を経て決めていく考えだ。
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建通新聞社